マンガと音楽の融合「シアロア」

デジタル世代がクリエイトする新しい形のマンガ、それが「シアロア」。
もともとはウェブで連載していた全10話からなる短編マンガなのですが、音声付の映像が制作され、ネット上でさらなる話題を集めました。

物語はオムニバスで、それぞれの主人公は、「シアロア」という謎のバンドが好きな高校生たち。「シアロア」が奏でる音楽に触発され、ちょっぴり日常が変わっていく青春模様を描写。

例えば、case:2 シルクでは、想いを寄せる女子生徒が「シアロア」の曲を聴いて夢への一歩を踏み出すことを決意。その実現を願って告白できない男子生徒の繊細な心が描かれています。

シアロア 田口囁一・春川三咲 連作集 (ジャンプコミックス)シアロア 田口囁一・春川三咲 連作集 (ジャンプコミックス)
(2012/08/03)
春川 三咲、田口 囁一 他

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各ストーリーに共通しているのが、「シアロア」の音楽。
その音楽はなんと、マンガの作者自身が奏でているのです。

作者の感傷ベクトル(田口囁一、春川三咲)は、マンガと同時に音楽も制作する新世代メディアユニット。さらに彼らは、コミック発売と同時に「シアロア」という同じタイトルのアルバムをメジャーレーベルでリリース。マンガの世界観を音楽でも表現しているのです。

シアロア(DVD、コミック付き初回限定盤)シアロア(DVD、コミック付き初回限定盤)
(2012/08/03)
感傷ベクトル、田口囁一 他

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マンガと音楽を見事にミックスさせた感傷ベクトルの「シアロア」。
読んでから聴くか、聴いてから読むか。もちろん同時に楽しむのもOKですよ!

(「めざましテレビ」2012年9月13日放送分より)

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